大きさ 30.5cm×21.7cm
ページ数 40ページ
初版 1984年
価格 本体1300円+税
対象年齢の目安 読んであげるなら3歳から
ISBN 978-4-89274-036-7
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ある春の日、「ぼく」はおばあちゃんの家へ、はじめて一人で向かいます。おばあちゃんに電話で教えてもらったとおり、田舎道をまっすぐまっすぐ・・・。途中、いろいろな“はじめて”に出会いますが、ぼくは臆せず歩き続けます。「ここがおばあちゃんのおうちかな?」最後にのぞいたお家で待っていたのは・・・。
たっぷりの余白・やわらかい色彩で描き出され 春の空気感と光が全体に広がります。文章は「ぼく」のセリフのみ。「絵が語る」1冊です。
「電話がなってるね」と、はじめのページからひきこまれ、「これは おばあちゃんのうちじゃないよ、うまだよ」など、「ぼく」に話しかけながら絵を見つめていました。最後におばあちゃんとケ-キを食べる場面では毎回、娘がにっこり嬉しそうに笑っています。1人で歩いて、ようやくおばあちゃんに抱きつける喜びを共に感じているようです。